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まばたきよりも早く
教室の窓から見える空が、やけに青かった。 終業式のあと、誰もいなくなった教室で、律は机に頬杖をついて空を見上げていた。 隣の席だったつむぎが転校すると聞いたのは、一週間前。 何度も話しかけようとしたのに、結局「じゃあね」さえ言えず、今日まで来てしまった。
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文字数: 796
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/7/27 9:33
ねこわさび
気まぐれ投稿。