太陽が水面に揺れている。
太陽が水面に揺れている。
君の誕生日が迫っている、気がした。記憶は朧げだった。今では、その顔さえ夏草が邪魔をして思い出せない。
「こんな暑い夏からは逃げ出してしまおうね」そう言った君の口元だけを覚えている。
こんな暑い夏なんて投げ出してしまおうか。そう言いかかった口から泡ぶくが溢れた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2021/10/9 13:33
最終編集日時: 2021/10/10 22:49
夜ヶ咲
ファインダーの向こう側、ずっと君を探している。/140字小説とその下書き
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