未来からのメール

 ある日のことだった。俺のスマホに不思議なメールが届いた。  タイトルは、『過去の俺へ』。いたずらメールだろうか?  このまま読まずに消去することもできたが、気になったので読んでみることにした。 『過去の俺へ』  やぁ。突然のメールで、驚いていることだろう。  最近、技術の進歩で過去にメールを送れるようになったらしいので、一筆したためることにしてみた。この言い回しは、適切なんだろうか?  怪しいな、と君は思うだろう。実際、当時の俺も怪しいなと思ったので、否定はしない。  今からでも、初恋のあの子へのラブレターを写真に撮って送ってやろうか?  ま、それは未来の俺も恥ずかしいのでやめておく。
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。