#砂
赤いお星様から、砂が流れ落ちます。
彼は、寂しく微笑み、夜の帳を纏います。
「生きてまで、守りたいものは?」
世界は、こんなに歪んでいて、そして、まわる、ただ、回ります。
吐き気に襲われて、涙が出ます。
泣けば愛してくれますか?
死ねば手を繋いでくれますか?
破片が砕け散り、私は、ようやく空を見る事が出来ました。
ああ。星が。星が消えていきます。
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カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2025/7/22 7:15
三角ニカド
はじめまして。よろしくお願いいたします。