私というイキモノ

私というイキモノ
部屋の遮光カーテンで月明かりを完全に遮断し布団に潜る ベッド脇に置いてある小さな懐中電灯で枕を照らす そこに本を置いて静かに読むのが好きだった 家族のみんなが寝静まった頃 あの自分の心臓の音さえも聞こえる静寂に包まれた夜
夕暮れ
夕暮れ