サイボーグ・ウルトラ作戦第1号
ウィン、と本庁特別会議室の扉が開く。
「遅くなりました。」
と、1人のモノクルをつけた男が会議室に入ってくる。
「遅かったでは無いか。一刻を争う事態なのだぞ」
そう焦りの様子で言うのは胸にNSSDという刺繍が入った国家安全保障防衛隊の幹部。
「君がこの計画の担当技術者だろう、どうなっているんだね」
「そういう君も、この計画の総括を任されている責任者だろう?」
「それはそうであるが、、、」
この部屋には総12名の本庁幹部階級が集まる。
全員の前の卓上には【極秘、ウルトラ・サイボーグ作戦第1号】と書かれた冊子が置いてある。
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2024/2/17 14:24
OSARAGI