魚のあの人

魚が好きなあの人は、私を唯一見てくれていた人。 私を唯一叱ってくれて、私を唯一認めてくれた、私の人生の中で1番大切な人。 でもあの人は私のことをきっと覚えてない。なら当然、会いたいとも話したいとも思ってない。私があれからずっと抱き続けているこの感情を、あの人は知らない。 あの日声をかけてくれたこと、あの日私を気にかけてくれたこと、あの日私を叱ってくれたこと、あの日私に任せてくれたこと。全てが私を癒して苦しめる。 もう5年はたっているのに執着している。たまらず連絡をしようと何度試みたことか。しかし迷惑をかけたくないという言い訳・嫌われたくないという本音に、文字を打つ手は動かない。同時に心も満たされない。 いっそのこと、もう完全に拒絶されて、はっきりさせてしまおうか。
いかのこ
いかのこ
主に自分が思ったこと感じたことを書いてます!いつか物語も書きたいと思ってます! 投稿頻度は低いですが、よろしくお願いします( ‎¨̮ )و✧