泣いてみよう。

泣いてみよう。
 「泣いてみよう。」 そう呟いたのは、帰り道の信号待ちだった。理由なんて、特にない。ただ胸の奥に、重たい何かがずっと沈んでいる気がしていた。 最近、うまく笑えない。楽しいはずのことも、どこか遠く感じる。友達と話しても、言葉が表面だけを滑っていくみたいで、自分がそこにいないような気がした。 パッと、信号が青に変わる。 人の流れに合わせて歩きながら、ふと考えた。 最後に泣いたのは、いつだっただろう。
『夢屋』
『夢屋』
いらっしゃいませ。『夢屋』と申します。 当店では「少しだけ現実を離れて、非現実を味わうお手伝。」をモットーに、小説を書いています。(不定期です!) どうぞごゆっくりお過ごしください♪ (月夜の泡沫がメインの小説です!) 誤字あるかも!よろしくお願いします!