17話

17話 「……りゅうちゃんいないのに先に食べられないでしょ」  先に食べてればと言われたけど、りゅうちゃんがいないのに食べるのはなんか悪いなぁって思ってたから少し口を尖らしてそう言うと、りゅうちゃんと目が合ってすぐに避けるようにそらされた。 「どうしたの? りゅうちゃん」  目をぱちぱちさせて首を傾げて覗きこむように顔を見れば、
しん
しん
アラフィフおばばですが、頭の中は小学2年生。好きな小説ジャンルはファンタジー。魔法とか大好きです。 pixivはhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18759061