第3話 揺らめく炎
頭が真っ白だ...
目をつぶれば、元通りだと思って、目を閉じても何も変わらない。
そこには、両親と弟の死体があった。
廊下は、血まみれで、血の独特の匂いが広がっていた。
目から、涙が溢れてきた。
「うぁーゎーぁー」
クソ、クソ、クソ、クソ、クソ
俺がもしも、かつあげされてなければ、もし俺が、もう少し早く学校から帰っていれば。
もしかしたら、家族は、無事だったのかも知れない。
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文字数: 1023
カテゴリー: SF
投稿日時: 2023/6/16 7:15
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