夏は、苦手だ。 眩しくて、いっそ苦しいと思えるほどに暖かくて、燦々と青が輝く季節。 梅雨明けの七月。これから最盛を迎えようとする夏を前に、学生達は向かい来る長期休暇の予定を話し合う。 そのいっそ何も考えていないとも取れる会話を後目に、ただ時間を浪費しながら空に浮かぶ白い雲を眺めている。 日の陰で涼みながら、思考を手放して騒々しい夏から切り離された憩いの時間。 流れる雲を見ながら延々と時間を浪費し続ける。 ふと手元にあるスマホを見ると、既に時刻は17時を過ぎていた。 「もう時間か…。」 ため息をつきながら僕は夕方にしては明るすぎる青の下で手元にある古ぼけた鞄を持ち上げて家路についた。
きり。
読むかもしれないし書くかもしれない、垢作ったばかりで運用方法決めてません!