わたしのお母さん

母は孤独な人だった。 母は母に子として接せられることなくまるで所有物のように、邪魔な物のように。 母の父もまた孤独であり、怯え苦しみ、幼い母を置いて自ら命を絶った。 母は愛をしらなかった。愛を知りたかった。 母は愛されたかった。愛したかった。 必要とされるがまま、相手の欲求を満たすことで、自分の心を満たした。 それが愛だと思った。
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