守護の拳【本編】 ep36 目覚め

守護の拳【本編】 ep36 目覚め
守護の拳【本編】 ep36 目覚め 翌朝、拳磨はゆっくりと目を開けた。 身体の節々に鈍い痛みが走り、起き上がろうとした瞬間、違和感が全身を包む。 「ここは…?」 見知らぬ天井と周囲に並ぶ医療機器。包帯が巻かれた自分の体を見ると、前夜の出来事が記憶の断片となって頭をよぎった。 戦慄が走る――豹変した霧花、圧倒的な力で敵を葬る姿。
鴉羽蓮司
鴉羽蓮司
昨年から少しずつ書き進めている小説のテーマは「武道」です。私がこれまでに学び、経験してきた少林寺拳法や武道の哲学を物語に込めています。主人公が己を磨きながら困難を乗り越える姿を描く中で、「力」と「正義」のバランスや、人とのつながりの大切さといった普遍的なテーマに挑んでいます。