第一話 ドワーフの悩み1

第一話 ドワーフの悩み1
俺は息を深く吸い込み、コーヒーの芳しい香りを堪能した。 昼下がりの午後。 一仕事終えたあとのこのコーヒーの一杯は格別だ。 もちろんノンシュガー。 窓から見える晴天の空を見ながら、コーヒーを一口啜る。 苦。 やっぱ砂糖入れよ。 そんなチルな一時は、どっかのやんちゃエルフのせいで吹っ飛んだ。 ムーア「おっじさーん!!遊びに来たよー!!」 バスター「うるせぇよエルフっ娘。おじさんのあったかブラックコーヒーが冷めちまうだろ?」
樹月 勝
樹月 勝
和風な作品が多いです