薄明

1 「明日には死んでますように」 毎晩、何かに祈るように、縋るように目を瞑る。 おやすみ、の代わりのおまじない。 ピピピピ、ピピ… 「はぁ…」 未だに願いは叶うことなく、残酷な程に眩しい朝日が、逃げられない現実を突きつけてくる。 たまらなくなって目を背けると、視界に優しい水色がチラつく。 「おはよう、ユラちゃん。」
れ
散文詩的な