忘れがたき炎の物語 第二章「エルフのドラゴン編」
第3話「沼地の魔物」
遠くの方で動物の鳴き声が聞こえる。
今夜は満点の星空である。
平原の気候は、降雨量が少ない為、乾燥しており、昼夜の寒暖差も激しい。夜は焚き火を絶やさず、クローク(マントのような毛布)にくるまっていないと凍えてしまう。
パチッと焚き木がはねた音で、ドロレスはふと目が覚めた。
ガラが起きている。見張り番をしているのだ。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/20 16:14
最終編集日時: 2025/6/21 7:22
判虹彩
はじめまして!ばんこうさいと申します。よろしくお願いします。
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