番外編 炎の湾岸

番外編 炎の湾岸
※この作品は巨人の夢第二巻の1・2章の戦闘の詳細を描いた作品です。  湾岸の空気は焦げた鉄と油の臭いで満たされていた。  夜の海を照らしていた街灯はすでに消え、代わりに閃光と黒煙が湾岸線を覆っている。  巨大な影がゆっくりと波を押し分け、本牧ふ頭へと迫っていた。 ⸻ 【現場視点】 本牧ふ頭・陸自第1戦車中隊(中隊長:西浦一尉)
June 4
June 4
大好きな作家は星新一と東野圭吾、小松左京です。 「多彩な想像力で、感嘆を」をスローガンに頑張ります。