委員会決め

委員会決め
学級委員選挙から一日が経ち、弱子のクラスでは委員会決めがあった。 「入った委員会で少しでも全校生徒の役に立ちたい。」弱子は気を取り直した。 弱子の学校には、生活指導、清掃、保健、環境、図書、放送、給食といった七つの委員会がある。各委員会各クラス二人である。決め方は学級委員と違って委員会はジャンケンで決める。そして、ジャンケンに負け続け、最終的に委員会に入れなかった者は黒板係、牛乳パックを洗う係、掲示係、配達係といったクラスの係を担うことになる。かなり狭き門であるが、弱子は何かしらの委員会に入るためにジャンケンをした。しかし、弱子は負け続け、最終的に委員会に入れなかった。 「私はこんなに恵まれていないんだ…。」弱子は昨日よりも泣いた。 結局弱子は掲示係になった。 「クラスの役に立つしかない。」弱子はそう決めた。
体長160cmのナメクジ
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