保健室で伝わる、熱
「悠月くん、起きられる?」
「…。」
「こーら」
いつもの事だが起きない。沙也加は面倒臭くなって布団をひっぺがす。
「…寒いです、明日川先生」
「もー…何時まで居るの?放課後なんだけど」
保健室のベッドで丸まっている彼を呆れながら見下ろした。
「…メンタルがよくないです」
彼は渋々といったふうに顔を上げ、眠たげな目でこちらを見た。
彼は高校一年の水島 悠月。女の子みたいに色白で背が低い、存在感の希薄な男の子だ。学校はかろうじて来てはいるが、誰かと一緒にいるところをまるで見たことがない。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2026/1/14 7:58
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
葉山 林檎
投稿は不定期。
ここは官能小説の書き場所とします。