[週刊]百足の唄 8
注意:この作品には、暴力的な表現、蟲が登場する可能性があります。耐えられる人のみ読んでください。
誰かが、叫んだ。無慈悲な警笛が鳴り響き、敵襲を知らせる。俺たちは降ろしかけた武器を持ち、銃を構える。
「半径2km以内に我々とは異なる生物の生体反応を確認、警戒してください!」
ベルの一言が、周囲の緊張を加速させる。天を見ると、風が空を斬って頬の前を通り過ぎ、1本の足の先で地面に亀裂を開けた。緑の腹にギョロリとした目、両腕に付けた鎌には鋭利な兵器が装備させられている。
ー蟷螂部隊。ノレスが武器に弾を込めるが、間に合わず腹に深刻な傷を負ってしまう。倒れ込むノレスの首に蟷螂が鎌をかけようとした時、ヘルバンが銃を鎌にかけて敵の手を止めた。
「コイツらの鎌は、この銃と同じ金属でできている。んなら、俺様がこの銃で止めれば、コイツは身動き出来ねぇってことよ」
ヘルバンが肉弾戦で動きを止め、俺とノグマがとどめを刺し、ベルが戦場を指揮する。この作戦により数十いた蟷螂軍団もいくつかの血飛沫と断末魔の末に残り数体だけになった。楽にしてやろうと毒牙を剥き近づくと、相手は鎌を降ろし、静かに震える。
「アア、イヤダ......戦争デ徴兵サレ、アゲクノハテニハ仲ノ良カッタ友人ヲ殺シ、殺サレル。サァ、ソコノ貴様、サッサトトドメヲ刺シテクレ......」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/4/11 10:27
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。