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アンドロメダ 眠る岸辺
砂を片手にすくえば 砕け散った月 あの波打ち際には もはやもう誰の影もない 白い岩肌には ひとつぶの鈴が落ち 音が響いても 夜風はそれを見逃した さざめく水面に 名もなき鳥が 羽をひたしては消えていく それは神々の歌か それとも人々の祈りなのか
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文字数: 350
カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2025/4/27 9:33
蘭陵