夕暮れと飲み物と推しと私 その11 『魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話』

『魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話/ルル・ミラー 上原裕美子 訳』  水族館で魚を見ていると、水族館で働いてみたいなーとぼんやりと思う。  水族館は、子供の頃から好きだった。水をすいすいと泳ぐ魚を見てると、どこかキレイな気ままさを感じた。気ままながらも、どこか芯を持った意志を感じた。  そんな魚は、どれだけの種類がいるのか。水族館で見るだけでも、かなりの数がいるし、色々な事情があり日本にはいない魚もいるだろう。加えて、未発見の魚たちもいると考えると、もっともっと増えていくことだろう。深海は、まだまだ未開の地だから。  自分の住んでいる近くの川にも、何種類の魚がいるのかも分からない。生物の分類とは、とても果てしない荒野を歩いて行くことに、どこか似ているのかもしれない。  そして、その荒野の探索は、まだまだこれからなのかもしれない。あくまで素人が勝手に思っていることであるが。  『魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話』は、科学者デイヴィッド・スター・ジョーダンの生涯を追いかけていく衝撃の実話の物語だ。ジョーダンは、生物の分類に人生を捧げていく。だが、その道のりは波乱に満ちている。そして、ジョーダンの人生は、決して潔白ではない。暗い影が、色濃く現れる。  分類することで、世界の真相へと近づいていくジョーダン。だが、最後に明かされる衝撃の事実。  あなたは、この物語を読んだ時、何を思うだろうか。ゆっくりとお気に入りの飲み物とお菓子を楽しみながら、ジョーダンという人物へ思いをはせて欲しい。彼は、果たして……?
きと
きと
就労移行支援を経て、4度目の労働に従事するおじさんです。 あまり投稿は多くないかも知れませんが、よろしくお願いします。 カクヨム、エブリスタでも小説を投稿しています。