告白

放課後の教室、その右奥の席で、私は外の景色を見ながら座っていた。 夏の風がカーテンをひらひらと揺らし、私の頬を撫でるように通り過ぎて行く。 緊張で逸る心を押さえ込むように、ギュッと胸の前で思いを込めた告白の手紙を握る。 何度も何度も書き直してできた言葉。それでも先輩への『大好き』という気持ちは詰め込んだ、大事な手紙。 気持ちを落ち着かせるように、また窓の外を見る。
ヘキテゴン