わたしの居場所がしんだ
母方の祖父母のことが大好きだった。
私の人生を支えてくれて、守ってくれて、
いつでも応援してくれた祖父母が、しんだ。
一般的には長生きしたのだろう。
でも私にとっては居場所がひとつ無くなった気がして心底辛いのだ。
いつかこんな日が来ることをずいぶん幼い時から恐れていた。ずっと頭の片隅で怯えていた。人は死ぬとわかる、わかってる、知っている、でもどうかそんな日が来ませんように。
ずっと思っていたけど、大人になって忙しくなって、会うことが後回しになっていた。
祖父が亡くなった時は、私の結婚式の1ヶ月前だった。ただ受け入れられなくて、辛くて、悲しくて、怖かった。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2024/10/31 13:36
橙花
気が向いたときに。
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