継承者の日常

 私の一日は小鳥の囀りで始まる。目を開けると目の前には愛しい婚約者の姿があった。 「おはよう。愛綺」 「おはようございます。宗矩さん」  互いに挨拶を交わし、私は手拭いと着替えを持って庭へ出て、井戸へと向かう。  井戸へ着くと、まずは顔を洗う。その後、頭から水を被る。簡易的な水垢離だ。
水無月涙
水無月涙
高校2年 来年受験だというのに小説書いてるアホ 気まぐれで小説書きます カクヨムとなろうでも活動してます 歌詞書いたり曲作ったりしてるので投稿は不定期 気が向けば新しい話を投稿します