第一回NSS 臆病を殺す

第一回NSS 臆病を殺す
 夜へと足を踏み出す。  俺は、霧島悠。小6。いじめの関係で最近引きこもりとなった。  俺は夜明け前の夜の外に繰り出していた。夜だけが、俺の友達。  静まった公園、静かに灯る街灯、そこに集まる虫たち。 俺は公園の方に出向いた。近づけば、それはセミの羽化。夜、散歩をしていたらよく見るのだ。 「悠君?」とっさに声をかけられ、視線は変えずに「誰?何?」と答えた。 「凛。セミの羽化を見に来たんだけど…悠君も来てたんだ」  凛?あぁ、クラスのヒロインって感じの子だ。一緒のクラス。  そのまま彼女はそっと俺のそばにやって来た。 「……なんか、落ち着くな」
花火玉。
花火玉。
小説作家が夢のバリバリ中学一年生男児! 小学校四年から六年まで「縦式」使ってました! ここにきて、これに切り替えることに! よろしくおねがいします! 夢のため、率直な感想がガンガン欲しいです!