何事にも、理由はあるらしい。
自分でもくだらないと思えるつぶやきを投げ、スマートフォンのボタンを押した。
肌に悪いため、今日も早く寝ることにする。肌荒れは女子に禁物だ。
うちの学校の制服はダサいから、スカートは折って短くして、髪は少しバレない程度にパーマをかけた。薄めにメイクをして、あからさまに校則破りをしないようにして、毎日過ごしている。
私はおしゃれをすることにこだわりを持っている。人それぞれ、譲れないものがあるのと同じような事だ。
でも。クラスのあの子。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2021/12/12 14:47
深潭 涅色
小説を書かせて頂いています。少しでも小説から、感情が伝わるように心を込めて、贈らせていただきます。