一筋の光

薄暗い部屋の中に一筋の光が射し込む ほんの少し開いた窓の隙間から風がそよいでいる カーテンが風に揺られ光が波打つ ゆらゆら揺れる光の筋 華麗なその舞踏は私を眠りから覚醒へ導く あぁ今日も地獄が始まってしまう 地を這いつくばってもがかなければ生きていけないようなこの世界 私はもう、うんざりだ
宙