あの時、あの人のペン

部室のドアを開けた瞬間、少しだけ戸惑った。 中はもう、俺の知っている場所じゃなかった。 隅には段ボールが積まれていて、使われていない机や椅子が無造作に置かれている。 いつの間にか、ここは物置き場になっていたらしい。 去年まで、あんなに人がいたのに。
寸志
寸志
はじめまして 報われない恋愛を書いてます。