1人の人
遠くに見えた色鮮やかな虹が、近づけば消えていくようだった。
言葉がわたしを説明しようとしなくなっていく。
それは触れると弾けてしまう膜に覆われていくようだと思った。
見えているものは同じでも、瞳に映るフィルター越しに何かを変えてしまっている気がして、曖昧さの意味を考え直した。
今日は過去形があまり馴染まない。
覚えのある感覚が懐かしくなった。
笑うわたしは道の先にいた。
置いて行った過去のわたしは、当時のわたしと変わらず、自分を見つめることはしなかった。
解離する感覚がある。
わからないまま明日が来るのを待っている。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/9/12 12:17
最終編集日時: 2026/9/12 14:44
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