狂気に充てられて

「おにーさん?借りたものは手遅れになる前にちゃんと返さないとダメだよ?でないとこうなっちゃうからさ」 腰元に当たるひんやりした金属の感触 数秒後、体が爆発したかと思うほどの衝撃 白黒に点滅する視界 眼球に狂気的な笑顔を焼き付けられ、男の意識は闇に溶けていった。
湯上
湯上
湯上(ゆのがみ)と申します! 雑に色んなジャンル書ける人です! 宜しくどうぞ。