晴れ男

大雨の夜、1人の男が絶望していた (まただ……また、俺は晴れにしないといけないのか……) その男は白色のレインコートを着て大雨の中立っていた。 男の後ろには女の子がニコニコしながら立っていた。 「明日、晴れにしてくれたら金色の鈴をあげるよ!だから晴れにしてね!」 と無邪気に言った。 その女の子はワクワクしながら男を置いて家へ帰った。 次の日は快晴だった。 「晴れ男さん、ありがとう!約束どうり金色の鈴をあげる!はいっ、どうぞ!」 女の子は嬉しそうに男に金色の鈴を渡し走り去って行った。
ヌア
ヌア
こんにちは〜こんばんは〜 短編小説を書きたいなと思ってます。 かなりの気分屋なので投稿頻度は少なめです。