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あの砂糖粒のような石ころはルビーといいます。 音を立てて崩れてゆく様がなんとも美しいから、ルビーと言います。清濁や、暑さや、寒さの差異はありますが、どうにも僕らには判別がつきません。それは悪いことではありません。ただ、僕らは見分ける才を持っておらず、別の芸に秀でているというだけなのです。 金平糖のような星を見上げます。どこにもルビーはありません。 星の名前を呟こうにも、漠然とした、ベールのような想いが、ただ水流が過ぎていくように、あたまを通り抜けていきます。はたして、もうじき僕らは呟けるようになるのか、それもわかりません。人間はわからないことだらけなのです。その五体が楽しい動を為すままに、僕らはてんでばらばらになって歌い明かすのです。 小さいこどもも、大きいおとなも、ただ手を繋いで走り回りたいのです。可愛らしい背丈から拝む世界は素晴らしいものなのです。息を飲むような感動と、大地の息吹がきこえます。地面は声が小さくて恥ずかしがり屋なのです。ただ、気持ちの良い男なのです。あなたが路頭に坐してしまわないうちは、声をかけてはくれません。木陰に身を潜めて、うたた寝に耽るようにしないと、地母神は、きみを見つけてくれません。 ただ満面に広がる緑黄色の葉っぱと、茶色く瑞々しい幹を、脳裏に描けば良いのです。 僕はときおり夢を見ます。ただ無闇に、宙に浮かんで目を瞑る夢です。
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面白い物を読ませてくれる人が好きです。 noteにもいます。 11.4 ~