散る。
春は、別れと出会いの季節。
僕は新しい出会いを喜ぶより、別れの悲しみから抜け出せない。
何かが変化することを恐れて、最小限の変化で生きてきた僕でも、この大きな変化だけは避けられないと知っている。
桜散るこの春に、瞼に溜まった涙がこぼれ落ちないよう、僕はただただ頭の上を舞う桜を数え続けることをやめられない。
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文字数: 160
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/4/4 12:14
最終編集日時: 2024/4/5 0:34
Jack
Jackです。
自分の作りたい世界を作って勝手に共有します。同性愛を取り扱った話や、社会課題に踏み込んだ話が多々あります。
いつもは、みなさんの素敵な世界を覗きに行っています。
いつも新しい世界を見せてくれてありがとう。
__時々つぶやく100字は私か、それか別の人。あるいは、存在しない人。