気取りの木鳥さん
気取りの木鳥さん
第四話。
朧気な意識の中、木鳥は暑さを覚え目を覚ます。
目を開け、目に当たる太陽光を手で抑えながら立ち上がる。
当たりを見渡すが、そこは広大な砂漠だった。
先程までの果てしない暗黒とは対照的に、ここは白く熱い砂が続いている。
「……ここが……異世界?」
彼女は狼狽しながら言う。
今のところ異世界というよりは、サハラ砂漠に来たような気分である。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/8/20 2:00
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
だked/海月の一味。
前向きに生きる。そして小説は好きに描く。