あたまのわるい皿屋敷
誰かの声が聞こえる。
「一枚……二枚」
数える声の度にかちゃんかちゃんと皿が置かれる音がする。
そして十枚目を数えた時、がしゃんと皿が割れた。
「十枚足りない〜」
そう声が聞こえたのはその直後のことであった。
3
閲覧数: 29
文字数: 108
カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2021/9/13 23:55
最終編集日時: 2022/3/2 16:02
犬飼 拓海
小説家になろうやカクヨムなどで執筆、投稿をさせていただいている十代前半物書きもどきです。
Noveleeでは基本的に一ページから三ページ程度で終わる超短編(主に恋愛)を投稿する予定です。どうぞご贔屓に