やる
重たい扉を開ける。目的は決まっている。ただ、実行に移すだけだ。部屋に入るとともに、Bがタバコをふかしているのを目にする。Bは私が懇願しにでも来たと思ったのか、足を組んだまま、威圧的な態度を取り続ける。
「なーに、金でもまた借りに来たのか。お前、今自分がどういう状況かわかってんのか」
私はBの言葉に静かに答える。
「どっちがですか」
私の言葉を理解できなかったのか、Bは舌打ちをして、私に近づいてくる。今にも掴みかかりそうな勢いで、Bが何か怒鳴った。私は、静かに懐からナイフを取り出す。Bはそんな私を見ても威圧的な態度は崩さなかった。
「殺せると思ってるのか!」
私は静かに言う。
「死んでください」
そう言って、Bの事務所の果物ナイフの方を一瞥する。Bは勘が悪いのか、私に殺されるという思想を曲げようとしない。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/3/23 7:30
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
傘と長靴
自分の書いた物語を誰かと共有したいと思い始めました。
拙い文章ですが、目に留めていただけると、幸いです。