運命的ミス

運命的ミス
運命的とは致命的なミスであり、宿命的とは命令的なサービスであり、絶望的とは嫌でも訪れる運命的な物である。 僕は今、その絶望的に、それでも逃れられない運命的な事故に巻き込まれている。 「さあ少年。そろそろ白状したらどうなんだい?君がこれをやったんだろ?私は優しいから今すぐ謝ってくれさえすれば許してやらない事もない」 「だから僕は何もして無いですって」 花瓶と中に入ってたであろう花一輪と水がコンクリートに叩き付けられていた。 ここまで問い詰められると言うことはさぞかし高価で貴重な品物だったのだろうか。 僕も余り詳しい方では無いのだが、どう見ても百均に売っていそうな出来栄えだと思うのだけれど。
ヨシコウ
ヨシコウ
目標、1日一つの一物語を。 pixivでも小説書いてます。 同じ名前です。