Episode4「Promise rescuing you」

「−−もう良い」  私が泣き崩れる中、科学者はそう無惨に言い放つ。そして、モニタリングルームの操作スイッチを押した。それは、トレーニング用ロボットを操るためのものだ。 「君は、廃棄だ」  私は立ち上がることが出来なかった。謎の身体の不調もそうだが、何より、失格の烙印を押されたという事実、思い出した感情の数々が重りとなっている。  私はされるがままに、ロボットに足を持ち上げられ、トレーニングルームのガラス壁に頭を叩きつけられる。トレーニングルームのガラスは防弾用であり、並の銃弾ならば弾き返す。何層も重なっているガラスは皮肉にも私を傷つけた。  頭の皮膚が切れ、そこから血が浸る。脳震盪が起こり、意識も遠のいていく。しかし、スイッチを押されたロボットは攻撃の手を止めることはない。  私は壁、床、天井に幾度も叩きつけられた。  痛い……。そうか。これが痛み。  今まで様々な実験を施されたが、これ程体に響くことはなかった。  このまま抵抗せずにいれば、私は、死んでしまうのだろうか。
U
U
どうもUと申す者です。あんまり小説は得意じゃないのですが、頭の中にどうしても物語が生まれてきてしまうので、このアプリで書いていきたいと思います。気軽に読みに来てくれたら嬉しいです。また、大変勝手なんですが不定期投稿とさせていただきます。(恐らくたまに失踪します)