息抜き

息抜き
 三年生神経学授業の終わり、エヴァンとクルルは机に向かった。 クルル「お疲れ様です。昨日の最新刊で先生の論文が掲載されてたんで驚きましたよ。あんなに綺麗な結果が出るのは稀ですから」 エヴァン「ああ、私の中でも傑作だった。それより君の研究は進んでいるのか」 クルル「ああ、はい。原虫の研究なんですけど、脳マラリアの治療法についてです。脳マラリアのモデルを利用して、体内細菌との関与や影響を比較しています」 エヴァン「興味深い」 クルル「いや、そんな褒められたら調子に乗りますよ。まだ青二才ですから。先生は今、何の研究をなさってるんです?」 エヴァン「損傷した神経細胞の修復と神経回路の再構築だ。最近は薬剤の投与で中枢神経が再生する可能性が出てきた。だが、結果として論文にするのはもう少し時間が掛かる。末梢神経での修復実験では局所的だが再構築が窺えた」 クルル「凄い……此処で話して良いことなんですか? まだ掲載もされていないのに」 エヴァン「君にも一部手伝ってもらうから丁度良い」 クルル「光栄だなあ……ん、あれ……また飴が出てきた。あげますよ」
愛染明王
愛染明王
དབྱར་རྩྭ་དགུན་འབུが好きっす