追憶の名残〜blue side story〜 第5章 始まりの疾風Ⅳ

追憶の名残〜blue side story〜 第5章 始まりの疾風Ⅳ
 それが良くなかったらしい。目的の部屋へワープし、ミユをベッドに寝かせる俺に、アレクとフレアは目を丸くした。 「オマエ、何で泣いてんだ?」 「……ミユ、温かいんだ」  小さな幸せに、より一層涙が零れる。 「最後にカノンを抱いた時、凄く冷たかったからさ。もう、そうじゃないんだって思ったら……」
七宮叶歌
七宮叶歌
恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。 フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩ 他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。 NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。 小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。 2025.1.23 start Xなどはこちらから↓ https://lit.link/nanamiyanohako お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2026年1月1日開催予定です。 優勝者  第1回 ot 様  第2回 ot 様 NSSプチコンテスト 優勝者  第1回 黒鼠シラ 様