死と生.k

死と生.k ・死 「人はなぜ死ぬのが怖いと思う?」 突然、黒髪のあの子は言った。その手には[死と生]という本を持っていた。 「なんでだろう、」僕はそう言った。 「私だって死ぬのは怖い。だけど、生きるのも怖い。」そっとカーテンから風が吹き、続けて言った。 「人は目に見えないものが怖いのかな、死ぬっていうのは言葉にはあっても、死んだ先は見てないからね。人っていうのは目に見えないと怖い生き物。草むらからガサゴソ聞こえたら、不気味に感じる。」 すると、カーテンにくるまり言った。 「お化けだってほら、よく布を被ってるじゃない?それと一緒よ。」何を言ってんだ、とも思ったが、この子らしいと思いながら微笑んだ。そして、僕は言った。
中二高二病
中二高二病
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