哲学って楽しいね

古代ギリシアのを代表とするアテネの哲学者ソクラテスを知っていますか?彼は哲学の父と呼ばれ有名なものでは「無知の知」というものがあります。これは私たち人間は無知であることを知らなければならないということです。知らないことを知らないと何が知らないのか分からないだから何を問えばいいのか分からない、よって根本的な解決には至らない、根本的な解決をするために自分は無知であることを知る。と私は受け止めることが出来ました。そしてもうひとつ彼の残した言葉にはこのようなものもあります。それは人間の徳、アレテーです、アレテーとはその生き物の魂(プシュケー)の本来の働きをよく発揮する卓越性を意味するものであり馬であれば「よく走る」などといったものがあります。そんな中で人間のアレテーとは一体何なのでしょうか?彼は、魂をできるだけよいものにする事。所謂、魂への配慮です。本人が幸福感を味わうのではなく本人の内にある魂が幸福感を味わうという受け止め方が出来ました。また善の行いをするにしてもそれはアレテーとなります。 ここで善と悪について私なりの考えを述べさせてもらいます。一言でまとめますと、善と悪とは紙一重であると誰かに対して善出会った行動が他の誰かに対しては、悪であることは絶対あるからです。善は悪を成り立たせるためのものであり、悪は善を成り立たせるためにあるものであると言えると思います。しかし、悪と善がいかに紙一重と言えど、あくの領域内に踏み込んだものは決して善の領域内に戻ってくることは出来ないと思います。利己的な思想の元善の行動をしていたらどうなるでしょうか、やがて善から離れていき悪という至福の味を覚えてしまったら取り返しのつかないことになります。 最後に、拙い文章になりましたが私たち人間の本質は私達自信で見出すことはできません。それは私たちの内側のものだからです。だから他者との会話を大事にし、会話の中で内なる自分を知ることができると私はそう思います。最後までありがとうございました。
夜傍 宵夢
夜傍 宵夢
夜は何時でもすぐ傍に ただの高校生