撫でられなかった猫
「飼っていた猫が死んだので、
皮を剥いで丸焼きにしました。
泣きながら口いっぱいに頬張って。
食べ終わる頃には眠くなっていて。
舌の上では毛玉がもう眠ってました。
これがわたしの志望動機です」
私はそう言って履歴書を出しました
面接官は険しそうな顔で尋ねます
0
閲覧数: 317
文字数: 1618
カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/5/6 21:04
最終編集日時: 2025/5/7 6:01
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
東真直@短編を書く人
書けるものを、書けるままに。