Day Break Front Line
今、朝日が登る。私の後ろから。影が薄く見えてくる。完全に太陽が出た。今立っているこの場所は〝Day Break Front Line〟という名前がついている。日本で一番最初に日の出が見れる場所である。そのことから、パワースポットとしても知られている。俺は、ちょうど一年前に彼女と一緒に初日の出を見る約束をしていた。だが、その彼女が車に撥ねられて死んだ。確か3月頃だっただろうか。思い出した、卒業式の後だ。卒業式の後、彼女は独りで帰っていた。信号無視の車によって撥ねられたんだ、俺の目の前で。焦っているときにはもう脈がなかった。でも、3月という事もあって一度あそこで初日の出を見られた。
そしていま、事件の約9ヶ月後。俺は、この場所に立って何を思えば良いのだろう。死んだ彼女にとって、俺は何もできないのだろうか。彼女が生きていたら、またここで見よう、と約束もしていただろう。もう生きることが怖い。生きることがめんどくさい。だから、俺はここで覚悟した。笑顔で飛び降りた。下は真冬の冷たい海だ。自然と涙が飛び出した。
「ジャボン!」海に入ったようだ。もう意識は朦朧としている。そして、起きてしまった。病室のベッドで起きてしまったのだ。失敗してしまった。なんと〝そこ〟にいた人が現場を目撃していたらしい。何故か自然と海の中みたいに涙が溢れてきた。
「紗由理か?今何が俺に出来る…?」
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文字数: 587
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/7/29 3:47
最終編集日時: 2025/8/4 7:22
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
真夜中毒
貴方は夜が好き?
私は好き。
でも人間は夜行性じゃないから、必ず母さんに叱られなきゃいけない。
こう見えて中受をする6年生で、まだまだ色々な意味で未熟。
私が未熟だろうと、そうではなかろうと、
どちらにせよ、結末的には夜を好きにならなければいけない道を歩むんだろう。