鉄蜘蛛の城 第四十八話 “Weather forecast”
「ぎゃああああああああああああああああ!!!」
「や、やめて…!!やめて…くだ…さ…」
「この子だけは…!!この子だけはぁ!!!」
今、核露(かくろ)が傍観している光景。それは、“地獄”としか言えなかった。
美羽街が血に染まった。
謎の五体の黒い影がビルを壊し、そして無差別に人々を殺し続けている。
聞こえるのは、悲鳴と血飛沫が飛ぶ音と建造物が崩壊する轟音。
0
閲覧数: 27
文字数: 4873
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/11/1 9:50
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
大福五木
神話、空想上の生き物、フクロウに興味を持つ高校生です。Twitterでは「オーク」という名前です。