メモリ

人の記憶は曖昧だ。 昨日の夕飯は忘れるのに、十年前の何気ない一言は、傷跡みたいに残っている。 だから私は、記憶を保存する仕事をしている。 依頼人の脳から思い出を取り出し、小さなガラスの結晶に閉じ込める。
泡の栞
泡の栞
はじめまして 名前の由来は 【泡のように消えてしまいそうな感情を栞を挟むように物語へ】です。 優しいのに苦しい、青春と喪失の物語をよく書きます