後悔は暗闇に4 筆がのって長くなっちった
A介のことを思い返していると、再び外から、
つまりマンホールの上の方から声が聞こえてくる。
前はバラバラに聞こえていた声は、今回はどうやら1人のようだ。
俺はもう一度声を出して助けを求めることにした。
「誰かいるのか!!助けてくれ!!!」
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しかし、返事は返ってこない。
またもや聞こえていないのか。俺は苛立ちもあり、壁を思いっきり蹴った。しかし、硬い壁に跳ね返され、足を痛めるだけであった。
「お前は助けなかったくせに、助けを求めるのか。なるほど現金なやつだ。A介は面倒事になれば見捨てた。でも自分が面倒なことになれば他人に助けを求める。ハハっ、とんだクソ野郎だな」
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2025/4/5 13:57
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
ピコゴン
どうも、こんちくわ
高校生です。
たまになんか思いついたら書きます。