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月の君
カクテルを嗜むふりをしながら君を見る。 君は私の視線には気づかず、黙々とワイングラスを磨く。 アンティーク調の時計に何度も目をやりながら。 曇り一つないワイングラスに、君の横顔がうっすらと映る。 その横顔は、ほんのりと温かくて。
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文字数: 641
カテゴリー: その他
投稿日時: 2024/7/30 5:37
琥珀
文章はまだまだ拙いです。