一話
私は人生のどん底にいた。もう全てを終わらせたい一心で、ビルの屋上に立ち、飛び降りた。痛みは一瞬でその後はすぐに真っ暗で何も見えず、何も感じなくなった。ああ、死んだんだなって思った。次に目を開けた時には、真っ白で何も無い場所にいた。
「何、ここ…?私死んだよね…?」
思わず口にした言葉が空間に響く。その時だった。
「やぁやぁ!君ちゃんと死んでるよぉ」
そう言って現れたのは小学校3年生くらいに見える女の子だった。しかし、その姿は人とは違って見える。
「え……誰…?」
「そうだねぇ。天使ってところかなぁ!」
「て、天使…?てことはここって天国ってこと?」
「うーん。少し違うかなぁ〜。ここは天国と地獄の境界線。君の行く末を決めるところだよぉ。」
「私天国がいい。お願いだから楽になりたいの。」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2024/9/5 1:01
最終編集日時: 2024/9/5 1:16
葉月美晴
ゆるゆるマイペースに小説書くつもりです。初めて書いてるのでクオリティ低いかもです߹-߹ ♡&💬喜びます!